噂の女（1970年）

クール・ファイブ5枚目のシングル曲として昭和45年にリリース。作曲した猪俣公章は当初この曲を森進一に提供する予 定でいたそうだが、 森が納得せず、クール・ファイブにまわってきたと、後に前川が語っている。しかしながら50万枚を超えるヒットで年間チャート14位に輝いた。 この年、彼らは前年12月の「逢わずに愛して」から「愛の旅路を」を経て本曲、さらに「愛の いたずら」と、出す曲すべてが、オリコン週間チャートの10位以内に入る 活躍ぶりであった。

そして、神戸（1972年）

內山田洋とクール・ファイブの代表作のひとつ。14枚目のシングルとして昭和47年に発売され、オリコン6位の大ヒットを記録した。昭和48年『第5回日本レコード大賞』 において、浜圭介が作曲賞を受賞したが、それに匹敵するくらい、編曲の森岡賢一郎の功績も大きかった。意外なことに、クール・ファイブ時代は紅白のステー ジで披露 される機会がなく、前川がソロで初出場した平成3年の『第42回NHK紅白歌合戦』で初歌唱。さらに平成7年、16年、19年と、これまでに4回歌われている。

中の島ブルース（1975年）

もともとは昭和48年に[秋庭豊とシャネル・フォー] が自主制作盤で発表した楽曲。昭和50年に[秋庭豊とアローナイツ]となった彼らがメジャーデビューする際に クール・ファイブとの競作となり、共にヒット。セールス的にはキャリアのあるクール・ファイブ盤に軍配が上がり、昭和47年の「そして、神戸」以来となるオリコントップ10入りを果たし、 昭和50年『第26回NHK紅白歌合戦』でも披露された。

東京砂漠（1976年）

吉田旺の詞が秀逸な昭和51年のナンバー。長く放映されたダイヤ建設のCMソングとして知名度を上げ、内山田洋が作曲した中では最も有名な作品であろう。 『NHK紅白歌合戦』でもお馴染みのナンバーで、クール・ファイブ時代は昭和51年に、前川のソロでは平成11年、15年、20年の3回歌われている。平成20年の第59回では クール・ファイブのメンバーによるコー ラスで歌われた。 この頃前川は、萩本欽一のフジテレビの番組『欽ちゃんのドンとやってみよう!』にレギュラー起用され、 クールな二枚目キャラクターの裏側に隠されていた朴訥な個性を引き出され、お笑いの才能も広く認められることになった。後に前川は、当時の二枚目キャラもお笑いの キャラも、演技だったと告白している。

前川 清の笑顔まんてんタビ好キ（KBC九州朝日放送/日曜お昼12時）のポスターをパネルにしました

前川 清「胸の汽笛は今も」発売記念 衣装・パネル展開催

川中美幸さんとの「二人爆笑コンサート」と現在上映中の映画「スーパー戦闘純烈ジャー」で着用している衣装

川中美幸さんとの「二人爆笑コンサート」と現在上映中の映画「スーパー戦闘純烈ジャー」で着用している衣装

ライブ風景・「前川 清の笑顔まんてんタビ好キ」・他、いろんなパネルを展示しています。

2021年09月29日発売！前川 清「胸の汽笛は今も」前川さんの魅力が際立つ曲です（個人感想）。

「胸の汽笛は今も」発売記念、オリジナルタオル付CDセットも販売しています。

「前川 清の笑顔まんてんタビ好キ」のTシャツも販売しています。